とり日記

日々思ったことの備忘録。

憂鬱を書き留めるだけ

最近、面白いくらい頑張る気が起きない。

仕事もそうだけれど、自分の身の回りのこととか、趣味のこととか、将来のこととか、全てやる気が起きないでいる。

体調が思わしくないから、というのもあるかもしれない。人間、体の調子が悪ければ、精神も一緒に下り坂になりやすいのは自明の理だ。……たまにそうじゃない人もいるけれど、それはそれで。

よく、疲れた時はひたすら休めというけれど。どうも私は、その休むというのが下手な人間だ。

常に余計な思考が回転していて、例えば風邪を引いた時なんかも、黙って布団を被って寝ていればいいものを、溜めてしまった本だとか、放ってしまった領収書や明細の整理だとか、数ヶ月先の大仕事の段取りなんかを考えてしまったり、する。

常々、不安な気持ちが襲いかかってくるので、そういう雑事をやることで、気を紛らすくせをつけてしまっている。


だから休暇なのに、疲れがとれない。おまけに考えすぎて気疲れまでする。


こういう心境には瞑想が効くんじゃないかと、一時期やってみたのだけれど、うたかたのように現れる不安感や絶望感が消えるまで我慢できなくて、途中でやめてしまった。あの痛みを「痛みだなぁ」と客観するのは、無理だった。放っておけば流れるものらしいけれど、次から次へと流れてきて、その新鮮な痛みは、どうにも私には耐え難かった。


耐え難いあれらを耐えれば、今と違う心境に行けるんだろうか。ううん、どうも信じがたいなぁ。