とり日記

日々思ったことの備忘録。

2018年8月13日

夏場でも温かい飲み物を積極的に取るようにしている。

というのも、どうも人よりも腹が弱く、暑いからと冷たいものを取りすぎるとすぐに調子を崩してしまう。子どもの頃はそれで散々苦労した。

という訳で今地元のスタバで休憩中なのだが、この暑い日だというのにホットの飲み物を飲んでいる。ゆずシトラス&ティー。酸味と甘味のバランスがよく、美味しい。コールドでも良さそうだ。今度調子の良いときに試してみよう。

温かいものだけを飲むようにする、というのは、正直慣れるまでかなり難儀する。昔の私は、温かい飲み物を飲むのがどうにも苦手だった。お湯も飲めないし、甘いホットのドリンクもきつかった。特に暑い時期は。飲むと何だか気持ち悪くなってしまって、耐えられなかったのだ。

社会人になって数年してから、白湯が健康に良いと聞いて、風呂上がりの水分補給を冷水からお湯へと切り替えた。その時も、暫くは気持ち悪くて仕方がなかった。それでも我慢して飲んでいたら、いつの間にか不快感はなくなっていたけれど。

身体的な拒否感があると、習慣というのは中々身に付かない。私がお湯を毎日飲めるようになったのは、多分、飲んで気分は悪くなるけれど、吐くまでの気持ち悪さは起きなかったからだ、と思う。ちょっと気持ち悪いけれど、でもこれを毎日続ければ人並みの健康は得られる筈だ、という盲信もあった。

結果として、私はもう三年以上、毎日お湯を飲む生活を続けている。旅先でも必ず。このまま一生続く習慣だと確信している。

これは一応、身に付けられた習慣だけれど、振り返ってみて今のところ、特に達成感はない。やる時に「さあ、やるぞ!」という力みもないし、終わった後に「よし、ちゃんと出来た!」と思うこともない。思うまでもない。だってこれは、自分の日常だ。日常の出来事に一喜一憂する人間はあまりいない。

習慣を身につけるってつまり、こういうことなのだろう。自分の生活に馴染んで、それをすることに違和感がなくなる。やろうという意気込みと、やったという甲斐もない。ただ朝起きてカーテンを開けるのと同じ延長線で出来るようになる。それが、習慣化なんだろう。